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2007.12.14

素晴らしき哉、ルーラル(由利吉隆)

私が高校まで18年間生まれ育った愛すべき故郷は、
チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトでつながりのある、
島根県のNPO法人ひろしまねが支援している集落に匹敵するくらいの田舎ぶりでした。

近所の山々には、サンショウウオやホタルやカブトエビが普通に棲息し
(父親いわく、昔はツチノコも普通に目撃されたらしい・・・)、
「回覧板」や「火の用心」の拍子木がまだまだ現役で活躍している、
吉幾三の歌かよ(笑)みたいな場所です。

住所は京都府にも関わらず、JR京都駅から「特急」で2時間半。
その特急も一日数本。各停でいくと「永遠に到着しないんじゃないか」
と気の遠くなるような感じで、もちろん「電車」ではなく「汽車」です。

そんな田舎には、
昔ながらの「日本の古き良き」伝統文化や風習が根強く残っていて、
うちの実家の地域では、今でもいろんな行事が毎年あります。


●太刀振り(たちふり)
刀を太鼓に合わせて振り回したり、刀を縄とびのようにして
ぴょんぴょん飛び跳ねながら、町中を練り歩く十月十日の恒例行事。
結構あぶない。昔は真剣を使っていたらしいが、
現在では銃刀法違反の関係か、当然ながら模擬刀を使用。

●地蔵盆(じぞうぼん)
陰暦の旧盆に、近所の子供たちだけでお地蔵様を祭る。
お供え用のお菓子やジュースを貰いに、小学生が近所の家々を回るが、
おやつに飢えているガキンチョにとっては貴重な食料源になったので、
みんなマジで近所からの回収作業に精を出していた。

●灯籠流し(とうろうながし)
お盆の終わりくらいに、ロウソクを灯した紙の灯籠を一斉に海に流す。
お盆に帰ってきていた先祖の霊を送り返す風習らしい。
ナスで作った牛、キュウリで作った馬も一緒に灯篭に乗っていたが、
幼心にはその意味は分からず。とても幻想的な風物詩。


きっと、どの地域にも、このような昔ながらの、
地域住民が総出で楽しむ恒例行事がありますよね。
じ~ちゃん&ば~ちゃんから、子供までが心待ちにし、
地域の繋がりが一気に深まる一大イベント。

祭りの時だけやたら目立つ、近所の「名物おやじ」なども
よく出現したりします(普段は何やってんだよ(笑))。

いつまでも変わらずに、
地域特有のこのような伝統文化を大切にし、
都会に倣った画一的な文化や風習に安易に染まらないで欲しいですね。
(やや『木綿のハンカチーフ』風味)

投稿:by スタッフ 2007 12 14 | 固定リンク

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