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2005.09.09
愛から始まるまちづくり(宮城)
チャレンジコミュニティ創成プロジェクトの全コミュニティプロデューサー(CP)
が一同に集うギャザリングとして福岡の飯塚市を訪れている。
情報産業都市の発展をささえてきたものは何なのか。
これまで年4回、東京で行っていたギャザリングだが、今年からCPのいる
地域で持ち回りで開催することになった。
飯塚市は、「アジアのシリコンバレー」を標榜し、わずか8万人の人口な
がら実際に大学発ベンチャーの輩出数では日本有数を誇るなど全国的に
も名を上げ、ITとベンチャーのまちとして市民にもそのコンセプトが浸
透している。
どうして人口わずか8万人のまちがここまで注目を集めるチャレンジが次
々に起こっているのか。
実は、地域の仕掛け人、キーパーソンの方々にお話を頂いたり、訪問した
りしてよくよく話を聞いてみても、ITのことを熱く語る人は一人もいなか
った。その一方で、よくよく話を伺ってみると、その華々しい発展を支え
る、素朴であるが強固な基盤がみえてきた。
九州工業大学の誘致に始まり、スタンフォード大学との提携やサンマイク
ロシステムズの誘致など、起爆剤となった偉業は、このまちを愛してここ
に縁があったひとたちをもてなすこころに魅せられた人たちが運んできた
きっかけからもたらされたものだった。
要するに、すべての奇跡は地域への愛情、人への愛情からはじまっていた。
長崎街道の宿場町として栄えてきた歴史が育んだもてなしの心であり、当
時の人々の夢を託された炭鉱のまちという過去も含め、チャレンジャーへ
のあたたかいまなざしが、多くの「よそもの」をも魅了し、まちのエネル
ギーを生み出してきた。
飯塚のCPであるハウインターナショナルの正田英樹氏が、他県の出身なが
ら「このまちへ恩返しがしたい」と、飯塚に根を張って、発展に尽くしてい
るのも、そうした魅力ある人々との絆があるからであった。実際に正田氏
の挑戦を支えようと40人もの市民が声を掛け合い、それぞれ資金を出し合
い、「市民企業」として誕生し、成長してきたハウの歴史がそれを証明し
ている。
情報産業とし飯塚の発展の、もっとも基盤にあったのは地域のひとたちの
そうした愛と誇りにもとづいたつよい絆であった。
今回のギャザリングの大きな成果は、そうした愛と情熱ある、地域を支え
てきた人たちと直接ふれあい、魂が共鳴するような場を共有できたことで
あった。
全国から集まった若きCPたちは、飯塚のみなさんの言葉や存在感に、心の
深い部分がが刺激されたのか、たった2、3日の短い時間にも得難い成長
を遂げた人もいた。
このまちの変革を支えてこられた最大のキーパーソンの一人であり、今回
も多くの感動をあたえてくれた縄田氏と別れる前にお話をする機会があっ
た。「若い人たちのエネルギーにふれて、日本も捨てたモンじゃないと思
いましたよ」と感想を聞かせてくださったが、最後に「言おうと思ってた
んですがね」と一言つけ加えられた。「宮城さん、気長にやることですよ。」
他の仕掛け人の方もおっしゃっていた。「長い営みの歴史のなかで培われ
てきたこと変革していくこと、失ってきたものを取り戻すことは、同じよ
うに時間をかけて取組んでいく覚悟が必要だ」
その言葉には、まさに地域を、人を愛し、そこに向き合う覚悟に裏打ちさ
れていた。
マスメディアなどで私たちが知ることなく、日本のどこかで静かに力強く存在
していると思われる、こうした見識のある方とふれあうことができるのが本当
のこのチャレコミプロジェクトの価値だと思った。
魂の高い響きとともに分け与えて頂くことができた、飯塚のみなさんの地
域への愛、人を慈しむ愛情は、私たちにとって、言葉ではつたえきれない
大きなプレゼ
投稿:by スタッフ 2005 09 09 | 固定リンク
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この10月1日で、G-netは4周年を迎えます。気がつくと、もう4年なんですがその記念の日にBeansFestaが行われるというのもなんだか不思議な気分です。
さて、9月8日~10日と開催されたチャレコミギャザリングで訪れた福岡・飯塚での気付きのひとつがタイトル。最近事業の展開に悩んだときに、4年前の立ち上げのころの思いに立ち返ると結構うまくいくことが多いんじゃないか、と思ったりしています。
湯布院であり飯塚であり、そして飛騨古川と訪れると共通して感じるのは地域への愛情であり、地域内の人々の... 続きを読む
受信: 2005/09/12 15:43:34