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2005.02.18

「遊体離脱する勿れ」~なんとか、日記は3周目!~(由利吉隆)

こんにちは、ETIC.由利です。
今日から日記はようやく3周目に突入です。

毎日書き綴ることを目指して始まったこの「スタッフ日記」ですが、
執筆の日付がたまにチラホラ飛んだりもしています( ̄▽ ̄;)

複数のスタッフがリレー形式で記載しているので、連絡の不備や通常業務に忙殺され、ついつい飛んでしまうこともありますが、基本は毎日更新していく予定なので、今後も気長にお付き合いいただければ幸いです。


■遊体離脱
さて、タイトルの「遊体離脱する勿(なか)れ」ですが、この言葉は、、、

ETIC.が常々お世話になっている、シンクタンク:ソフィアバンクの田坂広志氏から、素敵な四ツ谷のオフィスに訪問した際に頂戴した言葉です。

ここで言う「遊体離脱」とは、当初の計画や目指していたものが、時間の変遷や環境の変化によって、歪んでしまっている現象を指します。つまり、本来の「あるべき姿」「やるべきこと」から、実体が乖離してしまい、地に足がつかずフワフワと浮遊している状態。若干ニュアンスは異なりますが、「勝って兜の緒を締めよ」とか「初心忘るるべからず」のような、徒に天狗にならず、己の役割・存在意義と、社会への提供価値を再確認しつつ、立ち振る舞うことの重要性を示唆してくれる言葉でした。

ともすれば、我々は、日々の業務に忙殺されたり、悪い意味で仕組みがルーティン化したり、過度にメディア等に取り上げられることによって、知らず知らずのうちに、増長し居丈高になったり、手段が目的に摩り替わった本末転倒の状態に気付かず、淡々と日々の業務を「こなしたり」する危険性があります。その、危険性を認識し、戒めるフレーズとして、「遊体離脱する勿れ」という暖かくも厳しいエールを頂戴したのでした。それは、砂漠に降る慈雨さながらに、体に深く染み渡るような言葉でした。


■強力アドバイザリーボード
このように、ETIC.の周囲には、外部から、より高次元の視点でアドバイスをくださったり、変化する社会のニーズを踏まえ今後ETIC.が進むべき方向性のヒントをインプットしてくれたり、様々なイベントに協力してくださる、当代を代表する超一流のアドバイザー(サポーター)が多数存在します。

営利企業対営利企業では、なかなか成立し得ない、その豪華な顔ぶれのごくごく一端をご紹介させていただくと、、、、


・30歳でゴールドマン・サックス証券会社の同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任し、現マネックス証券株式会社 代表取締役社長 松本大氏

・私がまだ銀行員時代に、「近々、銀行を辞めてNPOに転職しようと考えてるんですよ」と言うと、「悪いことは言わん、やめとけ」と優しく諭して(笑)くれた、UFJ総合研究所取締役社長 元田充隆氏(同氏も元銀行のご出身)

・日本オラクルの初代社長で、現在はベンチャーキャピタリストの株式会社サンブリッジ代表取締役社長アレン=マイナー氏(因みに、ETIC.の理事も務めていただいてたりもします)

・年間約200本の講演を日本全国でこなされる、NPOの生き字引IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表 川北秀人氏

・日本に介護保険制度を導入させた立役者のNPO法人ケアセンターやわらぎ代表理事 石川治江氏

・通産省OBで、CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)、産業再生機構を経て、現カネボウ社長の小城武彦氏

・ご自身も起業家で、現NHK「21世紀ビジネス塾」キャスター 藤沢久美氏

・風貌もさることながら、発想や行動力が他を圧倒するデジタルハリウッド大学院学長 デジハリ学校長 杉山知之氏

・1年先の講演予定までびっしり詰まっている起業家精神の伝道師 アントレプレナーセンター 福島正伸氏(ETIC.の設立以来お世話になっています)


その他、多くの企業経営者、マスコミ関係者、大学関係者、行政に携る方々、NPOの先達、、、それこそ、枚挙に暇がないほど多くの強力なサポーターが、ほぼ手弁当で多忙な時間の間隙を縫って参画してくれます。それも、単発ではなく、一度関わりを持つとその後もずっと関わってくれるのです。長い人では、ETIC.の設立以来10年以上もお世話になっていたりもします。

さらに、そのコミットメントは単に名前を貸しているだけというような薄っぺらいものでは決してなく、その関わり方は凄まじいものがあります。文字通り損得勘定抜きで、時には半日とか丸一日とか時間を割いていただいたり、共にETIC.のことを真剣に考え知恵を振り絞ってくれたり、、、今風にいうなら、普通では「ありえね~」程の協力度・本気度合いです。


■サポーター陣の共通項
このようなサポーター陣に共通するものは何かと考えた時、2つのことが思い浮かびました。

まず1点目は、「起業家精神」。そのものズバリ!自らが会社を興した起業家の方もいらっしゃれば、行政とか大学とか企業の中で、既存の組織や社会を変革していく、マインドとして起業家的な動きをされている方々も多数いらっしゃいます。属する組織、個人の働き方としては、それぞれ異なっていたとしても、彼らの底辺には明らかに「起業家」としての熱い精神が共通して脈打っています。

2つ目としては、「公の心」。世間で一流と呼ばれる人物は、起業家的精神と同時に、自己の単なる利害を超えた社会性・公共性を心に内包していると思います。特定の事業や研究をとことん掘り下げていった暁には、おしなべて、人類共通の普遍的な「公」という鉱脈にぶち当たるのではないでしょうか。

この「起業家精神」と「公の心」が、サポーター陣とETIC.の中でシンクロ、共鳴し、通常ではなかなか成立し難い、一方的な依存関係ではなく双方が「前のめり」で、既存の枠にとらわれない有機的な連携の形へと昇華させているのではないかと思うのです。


■サポーターの必要性
常に新しいことにチャレンジし続ける組織であろうとするETIC.にとって、「果たして、次なる打ち手はこれで良いのだろうか?」というギリギリまで自分達で考え抜き、それでも、確たる自信を持つまでには至らず煮詰まってしまったときには、

「じゃ、いっちょ田坂さんに相談に行ってみっか」「おお~!ヽ( ^▽^)/ 」みたいな感じで、事業戦略や事業ビジョンをプレゼンし、インプットを貰いに田坂氏を訪問させていただきます。この一連の流れは、ETIC.内部で「田坂さん詣で」と呼ばれています(笑)。

また、別のシーンでは、同じビルに入居しているという「地の利」を最大限に活かして、多忙なアレンさんを無理矢理つかまえたり(笑)、どんな分野の質問をぶつけても、必ず素晴らしい返球をしてくれる川北さんにしがみついたり(笑)、いろいろな方のところに出掛けては、ETIC.の「あるべき姿」「向かうべき方向性」をブラッシュアップしています。

このようなサポートしてくれる人々の期待に応える為にも、決して遊体離脱せずに、地に足をつけて、これからも新たな試みや活動に邁進していきたいですね。

投稿:by スタッフ 2005 02 18 | 固定リンク

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