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2005.02.28

仙台出張(栗本 遼)

今日は、ETIC.が作成している本の取材で仙台に行ってきました!

全部で30ほどの団体を取材させていただいていますが、今回は「せんだい・みやぎNPOセンター」を取材させていただきました。

今回作成している本は、地域で地域の課題を解決するべく起業したいと思っている人、起業後課題に直面している人向けに、実践的に学べる事例集を目指して作成しています。

いろいろな地域で、地域の課題を解決するために、活動している方はたくさんいます。
しかし、それぞれの団体が独自に努力し活動しているので、なかなか他の団体の事例から学ぶ機会がありません。

また、一般の人向けに、いろんな地域で活躍している団体を紹介している本はありますが、地域で起業する人の為に、各局面で持っている課題に対してヒントとなるよう書かれている本はあまりありません。

今回、ETIC.は、NPOとしてせっかく地域での起業家の為に本を出版するなら、NPOであるETIC.であるからこそ作成する意味を持たせたいと考え、地域の起業家が本当に必要としている課題は何なのかを考えました。
そして、起業前、起業直後、起業後の安定期、起業後の成熟期など、それぞれの局面で、事業や組織の課題にうまく取り組み解決していった方の事例を紹介し、同じような状況で悩んでいる人の為になるような本にしたいと考えています。

地域で地域の課題に取り組むという事は、地域の課題を解決することが目標なので、目標の達成できている状況とは何なのか、数字で図るだけではなく、地域へのインパクトなどで図ることも必要です。

営利企業なら「収益を上げる」というのが成功かどうかの判断基準になると思いますが、地域で地域の問題解決の為に起業する人は、「収益を上げる」ことに加えて、「地域に貢献しているか」という判断基準を重要視します。
だから、営利企業以上にいろいろなことに気を使わなければいけないので、大変です。

しかし、地域の為に働くことで大変なこともありますが、その分地域の人からは、いろいろと支えられ、愛されています。

今回取材させてた頂いている団体の方々は、様々な期待に応え、しかも持続的に地域へと貢献するために、地域住民とどう関わるか、組織をどうマネージメントするか、情報公開をどうするか、などいろいろな事を考え、課題を克服してきています。
それぞれの団体の方が取り組んでこられたことは、どれもとてもすばらしい理念に基づいていて、魅力的です。

僕も取材に同行することがありますが、取材をさせて頂く団体の方はどの方もとてもいきいきと仕事をしていて、こんな風に仕事をしたいなと思う事がたくさんあります。

この大切さをもっと多くの人に知ってもらうべく、この本が貢献できると良いと思います。

本当にいろいろな方を取材しているので、本の完成はまだですが、僕も完成が待ち遠しいです♪

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2005.02.24

『8期生の集い』(岩楯 康司)

こんにちは。ETIC.インターン生の岩楯です。

既にこれを読んでいただいている方はご存知だと思いますが、3月1日(火)に『8期生の集い』があります!!

って、まだ「8期生」が何なのか分からない方もいると思うので、簡単に紹介をさせてください。

えっ!?何それ?って方は是非とも、続きを読んでください。

そもそもこの「8期生」というのは、2004年度にインターンを始めた人の事。
つまりETIC.のインターンは8年も続いているって事ですから、ちょっと自分はインターン生ながらも内心、ちょっとビックリしています(笑)

そして今回の「集い」にはもちろん、既にインターンを終了した経験者も一同に集結し、普段は別々のところで頑張っている仲間との交流があります。
この交流会は、「インターンをしている最中に他のインターン生と、じっくりと話がしたい!」「講座の後の懇親会だけじゃ時間が足りない!」「同じ時期にインターンを経験している人が、どんな人たちか知りたい!」っとの声を受けて、開催が決定しました。

もし、行きたい!!ってことがあれば、ここを見ていただいて、参加申し込みをしてください!!

ちなみに今の時点で既に申し込みが40人を超え、今も続々と参加申し込みが届いています♪

それでは、3月1日に皆さんとお会いできるのを楽しみにしてまっす☆

投稿:by スタッフ 2005 02 24 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.23

Blogの活用(野村 学)

ETIC.事務局の野村です。
この日記はBlogのシステムを利用しています。
Blogのシステムを使うと、、あまりパソコンやインターネットに詳しくない人でも、簡単に情報発信できることが大きな特徴です。
Blogは主に、日記サイトに使用されていますが、上手く活用するとそれ以外にも利用できます。

ETIC.も協力しているチャレンジコミュニティ創成プロジェクト、
http://www.challenge-community.jp/
こちらのサイトもBlogのシステムを採用しています。

同じ内容を、Blogのシステムを使用しないで表現することも可能です。

Blogのシステムを利用することにより、TOPページのメニューが自動更新されたり、
カテゴリーごとに自動的にまとめられたりと、非常に便利な機能が使えます。

ここまでは、システム採用時の目論見通りでした。

このほかに、簡単にサイトの更新作業が出来るのでは無いかと期待していました。

しかし、結局は、このココログのように、誰もが簡単に更新作業を行えるわけでは無い状態です。

デザイン的にも色々とカスタマイズしているので、ある程度システムに詳しい人で無いと、作業が困難となっています。


先日の番野さんの記事にもありましたが、個人情報の絡みもありますので、個人のサイトと比べると、企業・団体のサイトでは、慎重に更新作業を取り扱う必要はあります。

そういう面では、誰もが簡単に更新作業が出来ないということは、問題無いとも考えられます。

とはいっても、日々の作業を積み重ねると馬鹿にならない時間となるので、より効率的に出来るよう、システムの製作をお願いしている会社さんと、試行錯誤で進めています。

投稿:by スタッフ 2005 02 23 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.22

右腕な人たち(石塚 真保)

今年度のETIC.の大きな柱事業となりつつあるチャレンジコミュニティ創成プロジェクト。(通称:チャレコミ)

このチャレコミ事業では、よくモデルCPの5団体の代表者に注目されるのですが、

今日は、その代表者を支えるスタッフのご紹介をしようと思います。

有限会社キューベット  
   ・長谷川奈月ちゃん
    まだ大学生にも関わらず、代表横井君の右腕として奮闘しています。
    電話をするといつも明るく、癒されます♪
    えらいっ!

NPO法人山形ベンチャーマーケット
   ・浅井峰光君
   ・上條智弘君
   ・平谷一樹君
    山形ベンチャーマーケットについては、さらに右腕な人が存在するらしい
    ですが、私がお会いした方のみ。
    この3名は、全員、東京の大学出身者。
    でも、
    「山形を活性化したい!」「稲葉さんと一緒に働きたい!」「何か面白いこ
    とがありそう!」と、なぜか山形に旅立ったチャレンジ精神旺盛な若者たち
    です(笑)。瞬発力が素敵です。

NPO法人G-net
   ・加藤美奈ちゃん
    モデルCPが一同に会し、お互いの進捗を共有しあうギャザリング。
    2004年6月の第1回ギャザリングに参加して以来、チャレコミのお姉さん
    的な存在です。一緒にいると、ほわ~んと落ち着いた気持ちになれます。
    キャリアカウンセリングされたいっ!

   ・蒲勇介君
    一度しかお会いしたことがないのですが、しっかりされていて、G-netの
    デザイン関係の担当をしてるとか。G-netは、センスの良いものが多く、
    私も教わりたいなと思う今日この頃です。
    
NPO法人KGC
   ・玉岡剛さん
    いつも落ち着いて仕事をされていて、かつ、事務局側で集めたい資料が
    あると、一番に連絡をしてくださる方です。仕事に対する姿勢を見習うべき
    点が多々あり、尊敬しています。

NPO法人Jaee
   ・坂野充君
    穏やかな雰囲気をもちながらも熱い人です。
    Jaeeのアントレターン事業をさらに発展させるべく、新卒入社した
    「期待の星☆」です。

   ・松浦俊介君
   ・福嶋祥太君
   ・森本真由ちゃん
    坂野君も含め、みな、温かい人たちばかりで、以前、Jaeeにお邪魔
    させて頂いた際に感動しました。
    それぞれの夢に向かっていて、カッコイイです。

今回、ご紹介した方以外にも、CPを支えているスタッフの方々も、また、見守って
くださる方も大勢いらっしゃいます。

そんなたくさんの人たちに支えられているチャレコミの報告会が、3月17日に行なわれます。

そして、お申込の受付を本日開始しました!
ご都合のつく方はぜひお越しください♪

詳細は、こちらのWEBをご覧ください。


   
    

投稿:by スタッフ 2005 02 22 | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック

2005.02.21

本日の日記は休もうと思ったのですが・・・(番野 智行)

風邪を引いてしまい、頭がボーっとしています。ゆえに、日記のネタが思いつかないので、今日は「風邪引いたので休み!」とだけ書いて、日記を休もうかな、、と思いました。

しかし、そういえば、告知したいことがあったことを思い出したので、気合を入れてそれを書きます。

さて、現在、僕が取り組んでいるプロジェクトの一つに個人情報保護体制・ルールの構築、なるものがあります。

4月から個人情報保護法が施行されるのを機会に、ETIC.内の個人情報の取り扱いのあり方を、全面的に見直そう、というプロジェクトです。

その中の一つに、インターンシップに関する学生さんのデータ全てを安全に格納するシステムをつくる!というのがあります。

このシステムの開発は、シリウス・テクノロジーズ社にお願いしています。

なかなか大規模なシステムで、複雑怪奇な構成になるのですが、この案件をどこにお願いしようか、、と考えたとき、真っ先に思いついたのが同社です。発注者側のワレワレはかなりの素人なのですが、その素人の意見を言外まで読み取って、システムを作ってくれます。


・・・で、現在、同社がプログラマーをインターン・アルバイト・正社員問わず急募しています(笑)

なぜ急募かというと、お願いしたいというところが多すぎて、人手が足りていないらしいのです。

関心のある方ぜひぜひコンタクトしてみてください。

こちらから

同社はなかなか高い技術力を持っているので、プログラミングのスキルが向上する!というのはもちろんです。しかし、それ以上に、これからのプログラマー・SEのみなさんに必要な「顧客意識(顧客の役に立つシステムを作る!)」を身につけるにはとても良い環境だと思います。

投稿:by NPO法人ETIC. 2005 02 21 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.18

「遊体離脱する勿れ」~なんとか、日記は3周目!~(由利吉隆)

こんにちは、ETIC.由利です。
今日から日記はようやく3周目に突入です。

毎日書き綴ることを目指して始まったこの「スタッフ日記」ですが、
執筆の日付がたまにチラホラ飛んだりもしています( ̄▽ ̄;)

複数のスタッフがリレー形式で記載しているので、連絡の不備や通常業務に忙殺され、ついつい飛んでしまうこともありますが、基本は毎日更新していく予定なので、今後も気長にお付き合いいただければ幸いです。


■遊体離脱
さて、タイトルの「遊体離脱する勿(なか)れ」ですが、この言葉は、、、

ETIC.が常々お世話になっている、シンクタンク:ソフィアバンクの田坂広志氏から、素敵な四ツ谷のオフィスに訪問した際に頂戴した言葉です。

ここで言う「遊体離脱」とは、当初の計画や目指していたものが、時間の変遷や環境の変化によって、歪んでしまっている現象を指します。つまり、本来の「あるべき姿」「やるべきこと」から、実体が乖離してしまい、地に足がつかずフワフワと浮遊している状態。若干ニュアンスは異なりますが、「勝って兜の緒を締めよ」とか「初心忘るるべからず」のような、徒に天狗にならず、己の役割・存在意義と、社会への提供価値を再確認しつつ、立ち振る舞うことの重要性を示唆してくれる言葉でした。

ともすれば、我々は、日々の業務に忙殺されたり、悪い意味で仕組みがルーティン化したり、過度にメディア等に取り上げられることによって、知らず知らずのうちに、増長し居丈高になったり、手段が目的に摩り替わった本末転倒の状態に気付かず、淡々と日々の業務を「こなしたり」する危険性があります。その、危険性を認識し、戒めるフレーズとして、「遊体離脱する勿れ」という暖かくも厳しいエールを頂戴したのでした。それは、砂漠に降る慈雨さながらに、体に深く染み渡るような言葉でした。


■強力アドバイザリーボード
このように、ETIC.の周囲には、外部から、より高次元の視点でアドバイスをくださったり、変化する社会のニーズを踏まえ今後ETIC.が進むべき方向性のヒントをインプットしてくれたり、様々なイベントに協力してくださる、当代を代表する超一流のアドバイザー(サポーター)が多数存在します。

営利企業対営利企業では、なかなか成立し得ない、その豪華な顔ぶれのごくごく一端をご紹介させていただくと、、、、


・30歳でゴールドマン・サックス証券会社の同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任し、現マネックス証券株式会社 代表取締役社長 松本大氏

・私がまだ銀行員時代に、「近々、銀行を辞めてNPOに転職しようと考えてるんですよ」と言うと、「悪いことは言わん、やめとけ」と優しく諭して(笑)くれた、UFJ総合研究所取締役社長 元田充隆氏(同氏も元銀行のご出身)

・日本オラクルの初代社長で、現在はベンチャーキャピタリストの株式会社サンブリッジ代表取締役社長アレン=マイナー氏(因みに、ETIC.の理事も務めていただいてたりもします)

・年間約200本の講演を日本全国でこなされる、NPOの生き字引IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表 川北秀人氏

・日本に介護保険制度を導入させた立役者のNPO法人ケアセンターやわらぎ代表理事 石川治江氏

・通産省OBで、CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)、産業再生機構を経て、現カネボウ社長の小城武彦氏

・ご自身も起業家で、現NHK「21世紀ビジネス塾」キャスター 藤沢久美氏

・風貌もさることながら、発想や行動力が他を圧倒するデジタルハリウッド大学院学長 デジハリ学校長 杉山知之氏

・1年先の講演予定までびっしり詰まっている起業家精神の伝道師 アントレプレナーセンター 福島正伸氏(ETIC.の設立以来お世話になっています)


その他、多くの企業経営者、マスコミ関係者、大学関係者、行政に携る方々、NPOの先達、、、それこそ、枚挙に暇がないほど多くの強力なサポーターが、ほぼ手弁当で多忙な時間の間隙を縫って参画してくれます。それも、単発ではなく、一度関わりを持つとその後もずっと関わってくれるのです。長い人では、ETIC.の設立以来10年以上もお世話になっていたりもします。

さらに、そのコミットメントは単に名前を貸しているだけというような薄っぺらいものでは決してなく、その関わり方は凄まじいものがあります。文字通り損得勘定抜きで、時には半日とか丸一日とか時間を割いていただいたり、共にETIC.のことを真剣に考え知恵を振り絞ってくれたり、、、今風にいうなら、普通では「ありえね~」程の協力度・本気度合いです。


■サポーター陣の共通項
このようなサポーター陣に共通するものは何かと考えた時、2つのことが思い浮かびました。

まず1点目は、「起業家精神」。そのものズバリ!自らが会社を興した起業家の方もいらっしゃれば、行政とか大学とか企業の中で、既存の組織や社会を変革していく、マインドとして起業家的な動きをされている方々も多数いらっしゃいます。属する組織、個人の働き方としては、それぞれ異なっていたとしても、彼らの底辺には明らかに「起業家」としての熱い精神が共通して脈打っています。

2つ目としては、「公の心」。世間で一流と呼ばれる人物は、起業家的精神と同時に、自己の単なる利害を超えた社会性・公共性を心に内包していると思います。特定の事業や研究をとことん掘り下げていった暁には、おしなべて、人類共通の普遍的な「公」という鉱脈にぶち当たるのではないでしょうか。

この「起業家精神」と「公の心」が、サポーター陣とETIC.の中でシンクロ、共鳴し、通常ではなかなか成立し難い、一方的な依存関係ではなく双方が「前のめり」で、既存の枠にとらわれない有機的な連携の形へと昇華させているのではないかと思うのです。


■サポーターの必要性
常に新しいことにチャレンジし続ける組織であろうとするETIC.にとって、「果たして、次なる打ち手はこれで良いのだろうか?」というギリギリまで自分達で考え抜き、それでも、確たる自信を持つまでには至らず煮詰まってしまったときには、

「じゃ、いっちょ田坂さんに相談に行ってみっか」「おお~!ヽ( ^▽^)/ 」みたいな感じで、事業戦略や事業ビジョンをプレゼンし、インプットを貰いに田坂氏を訪問させていただきます。この一連の流れは、ETIC.内部で「田坂さん詣で」と呼ばれています(笑)。

また、別のシーンでは、同じビルに入居しているという「地の利」を最大限に活かして、多忙なアレンさんを無理矢理つかまえたり(笑)、どんな分野の質問をぶつけても、必ず素晴らしい返球をしてくれる川北さんにしがみついたり(笑)、いろいろな方のところに出掛けては、ETIC.の「あるべき姿」「向かうべき方向性」をブラッシュアップしています。

このようなサポートしてくれる人々の期待に応える為にも、決して遊体離脱せずに、地に足をつけて、これからも新たな試みや活動に邁進していきたいですね。

投稿:by スタッフ 2005 02 18 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.17

なぜそんなに働いてしまうのか(笑)(竹内路子)

よくうちのスタッフは、「みなさんよく働かれますね~」とモノズキを見るよう
な、感心半分、哀憫半分の目で見られます(笑)

うちのスタッフは確かに、土日祝日返上、毎晩遅くまで頑張っていて、今日も朝
9時にオフィスに来たら、2人が寝袋に入って寝ていました、、(笑)ご苦労様。

なぜこんなに働いてしまうのか、諸説ありますが(!?)とある本にこんな話が
載っていました。


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学習方法論を研究されている、佐藤ひとし氏さんの著作より。


一般に動機付けは、2つの方法がある。「損をしたくない」「得をしたい」しかし、実はそれをはるかに凌ぐもっと協力なモチベーションがある。

それは、「自分以外の人を喜ばせたい」というモチベーション。
自分がトクしたいとか、損をしたくないという動機付けは案外モロイもの。
これらに対し、親兄弟や恋人、ひいてはあのお客様の喜ぶ笑顔が見たいという純粋な動機は、少々の困難を困難とみなさず、そればかりかプロセスも楽しんでしまう大胆さを生み出します。

過去に私の教室で、どのようにしたら生徒が宿題をやってくるか様々な実験をしたことがあります。

その中のひとつに、一定の回数だけ宿題を忘れなかったら、生徒自身にかなり高価なご褒美の商品(ウオークマンなど)をプレゼントしてみたことがありました。

しかし、これは期待したほどの効果がありませんでした。

そこで今度は、賞品を思い切ってチェンジし、生徒本人にではなく、その家族へ「無農薬の胚芽米」を贈ることにしてみたのです。

結果は意外や以外、宿題は驚異的な提出率となったのです。

お年寄りのいる家庭などは特に、
「孫が獲ってきた米はほんとうに美味しい」とおじいちゃん、おばあちゃんが感激しながら食べてくれたそうです。

そのことを話すときの生徒のうれしそうなこと。

生徒は、自分の努力で自分以外の人を、こんなにもハッピーにすることができるのかという新鮮な体験をしたのです。自分の損得だけのための努力と違って、「他を喜ばせよう」という発想の努力は、わくわくしながらの楽しい努力です。 「あと○○回宿題を出すとまた、おじいちゃんに美味しいご飯を食べてもらえるぞ」と楽しみながら学習する子供達には、もう「宿題を忘れるなよ」という言葉が不要となってしまっています。

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うちのスタッフは、人一倍世話好きで、こんな世の中にしたいという世の中へのお節介も好きな人たちが多くって、毎日、仕事をしながら、これをやったらこの人たちが出会って、こんな成長するんちゃうか?とかこの人を紹介したらとっても勉強になるんじゃない?とかこの地域のこの人があの人やあの人に出会って触発されて、こんなこと始めたら、この地域が変わるんと違う?なんて妄想空想しながら、それを具現化していきます。

そして、基本的には、とってもシャイで謙虚な人が多いです。(これほんと。いっけん、こわそうに見えるひとも、クールにみえる人も、実は・・笑)

世の中をこんなふうに変えたい、良くしたいという気持ちの土台は、実はその裏側である、「世の中の皆様からいっぱい恩を受けている」という感謝の気持ちがあるように思います。だから、せっせと働いているのも、「してやってる
ぜ!」とか野心じゃなく、けっこう純粋に、「恩返し」の気持ちがあったりします。

そう思っていたら、ある本に、こんなことが書いてあって、なるほどなぁ、って思いました。

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「会社へ行って、お給料を目的にすると、いろんな思いをいっぱいかぶってしまう。

うつ病になるのもそういう原因がある。会社で働くときは『会社への恩返し、みんなへの恩返し』という気持ちだけで働く。そうしたら、思いをかぶらなくなる。働きもよくなって大きくなって、みんなを喜ばせる。すると、感謝も返ってきて、どんどん思いも消してもらえる。

だから、ボランティアの心で会社にいけばいい。

お金儲けじゃなしに、お金をもらうためじゃなしに、みんなへの恩返しの気持ちだけで会社勤めしていると、そういう気持ちが晴れて、全部プラスで受けられるようになる」

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なんだか、こんな、「人を喜ばせる」「恩返しの気持ちで働く」ことができれば、どんなお仕事でも、それは立派で、誇りある「はたらくひと」になれるとおもいます。

そんな幸せなひとが一人でも増えるように、その模範ともなれるように、毎日がんばっていきたいとおもいます。

投稿:by スタッフ 2005 02 17 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.16

ガッカリさせない! (高野 愛)

先日、NPO向けの勉強会に参加してきました。

NPOの広報力(伝える力)を高めよう!をテーマにした
この会では、参加NPOの広報ツールを、大手有名広告会社の
マーケティングのプロに、診てもらえる企画がありました。

「文字が小さく、目立たない」
「パッとみて、なんのイベントかわからない」
「キャッチコピーが、長すぎる」

どのNPOの広報ツールも、バッサ、バッサ、切られました。
(もちろん、エティックも、、、。)


プロから厳しいコメントをもらった、あるNPOの方は・・・・

『じつは先日、そのチラシを数千枚印刷し、地域の家々に
 ひとつひとつ、配ったんです。

 結果、20名近くの方々がセミナーに来られました。
 
 でも、本当に来てほしかった、近所のおじさんやおばさんは、
 ひとりもいなかったんです、、、。』

『でも、チラシについてコメントを頂き、その原因が解りました。
 さっそく、帰って修正します!』

と、お話されていました。


この話を聞いたとき、広報力(伝える力)の重要性をあらためて
考えたと同時に、
チラシを配布するのにかかったコストや、懸命に配布してくれた
人々の熱意は、どれほどだったんだろう? と、想像しました。

そして、こんなことに気づきました。


NPOって、いろんな、いろんな人から共感を得て、
「がんばって、応援するよ!」
「それ、協力するよ。」
と言っていただけることが、非常におおいです。

それは、

『あなたが目指す「ゴール(こんな日本、こんな地域、、、等)」を
 実現してほしいから、私の時間やお金を提供します。』

という、ことなのでは?


そんな想いを頂きながら、その活動に取り組む、わたしが、非効率な
動きをして「ゴール」に向かわずに、無駄にお金や時間を使っていたら、
協力してくださった方は、『ガッカリ』しますよね。


いただいた時間やお金だけでなく、期待や想いを、ガッカリさせる
なんて、、、。

例えば、
大好きな野球チームが、日本一になるために時間とお金を投資して、
毎日応援していたのに、チームは練習しないで、最下位だった、、、。
というふうに、ガッカリですよね。(たとえが違うかも?)


企業と違って、投資家からのお金だけでなく、
もっと多くのコトや期待を、いただいているからこそ、ゴールに向かって
生産性や効率性を重視して、広報力などを身につけるべき。


ETIC.では、事務局系で携わるシーンが多く、すぐ行動してしまうタイプの
私にとっては、すごく大切なことに、あらためて気づいた勉強会でした。

投稿:by スタッフ 2005 02 16 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.07

地方から背水の陣で来る学生たち(伊藤淳司)

ETIC.では、2003年11月から「東京ベンチャー留学~起業家過ごす3日間」というイベントを開催しています。
このイベントは・・

このイベントは、地方在住大学生が、3日間だけ東京にやってきて3日間で5-6社の経営者と1社あたり3時間程度の時間をもらってひざを突き詰めて話をするというものです。

これまで7期生140名が参加、40名はその後、ベンチャー企業での長期実践型のインターンに挑戦しました。もちろん他にも地元に戻って起業したり自分の地域を元気にするプロジェクトに参画するなどその後のアクションに繋げている人もいます♪

地方にいる学生たちにとって、人によっては非常に面白い情報や機会が少ない場合もあり、そうした学生の皆さんにとっては、
・3日間という短期間でビジネスの最前線で活躍する経営者の話がじっくりと聞ける
・全国から意欲あふれる学生が集結!
・惚れた経営者のもとで、じっくりインターンも可能!(半年~1年間休学する人もいます!)
・しかもプログラム参加費は無料(交通費宿泊費は自分で払う)
ということで、リピーターも含めて、愛用!?して頂いているようです。

このイベントに参加したあとは、多くの学生は一度、地元に帰って長期間、インターンをやるための準備をしているようです。

・住まいはどうするか(→ETIC.で格安で紹介もできます♪)
・生活費は?(→インターン受入企業から活動支援金として、月額でいくらかサポートがでます♪)
・休学に関するリスクは?(→担当のコーディネーターが説明♪)

色々と念入りに準備する人、勢いで来る人様々ですが、みんなに共通しているのは、まさに背水の陣!
2月10日からは、いよいよ8期生。また多くの出会いと、人生を変えるきっかけが待っていると思うので楽しみにしています。
「東京ベンチャー留学」(詳細は下記をクリック)
http://www.challenge-community.jp/tvr/

投稿:by スタッフ 2005 02 07 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005.02.04

牛丼をめぐる闘い(宮城)

「米国産牛肉全面的早期輸入再開を求める会」
http://kaikin.jp/
さまざまないきさつがあり、なぜか私はこの会の代表幹事の一人を務めている。


「米国産牛肉全面的早期輸入再開を求める会」

筆頭の代表幹事はブックオフの坂本孝社長。
BSE問題によって中断されている米国産牛肉の輸入再開に向けて、焼肉、牛丼な
どの業界団体等と有志が連携し、署名活動等を通して政府等へ働きかけをしよう
という取り組みである。


先日記者との懇談会ということで、かるい気持ちでギリギリの時間に行ったらカ
メラが4台、総勢20名ほどの取材陣。立派な記者会見のような大仰な状況が待っ
ていた。
その模様が、今週末のフジテレビEZTVで放映される、という話になっている。
そこで、坂本社長と吉野家安部社長に挟まれてちょこんと座っている私の姿を確
認するして頂くことができるかもしれない。

なぜ私が牛肉なのか。
いきさつの詳細はここでは割愛したいが、直接的には昨年末の通称牛丼問題
(BSE問題)を考えるシンポジウムに招かれたとき、吉野家
の安部社長はじめ当事者のみなさんにいろいろ偉そうにまくし立ててしまった事
件が契機になっている。

問題の詳細は上記のWEBをご覧頂きたいが、厚生労働省、農林水産省、
食品安全委員会、そして消費者団体等の各組織の立場、都合が優先されるなか
で混迷しており、事実上輸入再開されてしかるべき状況にあるにも関わらず、
事態が進行しない。すなわち、現状の措置は、かならずしも国民の利益を反映する
ものでなく、輸入再開は先延ばしとされている。

詳しい事情を知るにつれ、私の中にも義憤というか危機感が生じてきた。
今回はたまたま国民の安全を守るためということで輸入再開が延期されているが、
同じような構造で各関係者の利益を守るために、本当に正しい判断がされず、別
のケースにおいては危険を温存する結果になるということも日常的に行われてし
まっている状況が、今回の裏事情からも容易に想像される。
当事者企業でも、政府、行政、さらには行政主導でつくられた機関等だけでも機
能しない困難な問題がそこに潜む。
BSEだけではない!そんなことへ対処するNPOをつくるべきだ、ということその場
で声高にいってしまったりしているうちに今回のような不思議な立場となった。

さて、話はマスコミとの懇談会に戻るが、メディアの関心は高く、期せずしてTV
カメラが4台も入り、緊迫した記者会見的な場となった。
集まった記者のみなさんは、社会部等でこの手の問題を追いかけている十分
勉強もしている人ばかりで、私が当初想定していたような、「なぜあなたがこん
なことやっているんですか?」といったいやらしい質問もなかった。
最初のブックオフ坂本社長の熱烈牛丼ファン宣言の挨拶にも、私の偉そうな分析
にも、焼肉業界団体の方の切なる訴えにも、記者は淡々とメモを取ったりするば
かりで緊迫した雰囲気は崩れず、その後は輸入再開に向けての専門的な質問
が相次ぎ、こちらも出方を誤ったら攻撃されかねないような一触即発の空気のよ
うにもみえた。

その場を変えたのは、吉野家の安部社長であった。
もう、彼が話し始めたころから不思議と会場の雰囲気が変わっていた。
胸襟を開いた姿勢で、「政府を動かす鍵はあなたがたマスコミの方々も握ってい
る。ぜひ理解頂けるならみなさんもできることをやってほしい」という旨の話を
されると一気に場の雰囲気がかわって、記者からも笑顔がこぼれ、身を乗り出し
て話を聞きだした。そして彼等からこの会に対する提案まで出るようになってき
た。
これが人柄というものか。と感心した。
仕事を愛し、牛丼を愛する姿勢、そして彼のこの問題に真剣に取組み、
闘ってきた迫力が、一気にその場にいた全員をこちら側陣営の当事者に変えてし
まった。

意味もなく長々書いてしまったが、本日言いたかったのはこのこと。
ときに敵となるシビアな存在すら見方にする情熱と懐の深さ、そうしたコミット
メントを受け入れるこちら側のスキ、そしてそのような心が通い合う場づくり。
人を動かすこと、コトを動かして何かをプロデュースしていくとはこういうこと
なんだなと痛く感心したしだいです。
本当に何か一緒に仕事をさせて頂きたくなる方です。

私も単なるもの好きでこの動きに参画しているわけではなく、
ここではいえないけれど、ETIC.のスタッフも了解してくれる私がここに参画す
る事情もある。そして、今後へむけての私なりの企みもある。
残念ながら今はいえないが、いつかそれが日の目を見るときがくるはず。

丼シリーズその2 終わり。


投稿:by スタッフ 2005 02 04 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック